団体信用生命保険って何か知ってる?
今回はこの中身について説明していくよ~
住宅ローンは35年や40年など長い期間組むものになります。
その間に事故にあったり、病気になって住宅ローンが支払えなくなると困りますよね?
そこで今回は住宅ローンとセットで付いている『団信信用生命保険』について解説します。
団体信用生命保険とは
では、『団体信用生命保険』とはどのようなものなのでしょう?
団体信用生命保険(以下、団信)とは、
住宅ローン返済中に契約者に万が一のことがあったときに、住宅ローン残高がゼロになる保険のことです。
これはとても安心できる保険ですね。
突然一家の大黒柱が亡くなってしまった場合、支払いができずに困ってしまいます。
この保険があるとそのような事態でも対応できることは安心感があるのではないでしょうか?
よくある質問を以下に記載します。
Q. 団信に別途費用はかかるの?
基本的には住宅ローンの金利に保険料が含まれています。
銀行にとってもお金を借りる方が途中で亡くなると債券の回収ができないため、団信に入れないと住宅ローンを貸しませんという所がほとんどになります。
ただし、ガン特約付きや3大疾病付きローン等のオプションに入る場合には別途0.1~0.2%くらいの金利の上乗せをして加入することもできます(金融機関によって内容に違いがあります)。
Q. 団信の加入条件について
今から住宅ローンを組む方でかつ、健康状態など所定の条件を満たした人となります。
告知制にはなりますが、健康状態や通院歴や持病の有無等を記載する申込書があり審査に通ることが必要になります。
あくまで告知制なので何も病気はないと書くと審査には通りますが、支払いの際にバレてしまいますので正しく告知して団信に加入するようにしましょう!
Q. 団信に入れなさそうだけど、どうすれば良い?
団信よりも審査も条件が緩和されたワイド団信というものもあります。
通常団信よりもワイド団信の方が金利が高い傾向にありますので、通常団信がダメだった場合にワイド団信を利用すると良いです。
※団信と住宅ローン会社は基本的にセットになります。
住宅ローンはここの銀行で団信はここのワイド団信という使い方はできません。
ワイド団信は都市銀行やネット銀行では準備がありますが、地方銀行ではない対応していないことが多いです。
ワイド団信については、各販売員がよく把握していると思いますので聞いてみると良いです。
またフラット35は団信なしでも借入することが可能になっています。
意外と知られていない団信の加入方法
これは裏技ではないですが、意外と知られていない方法です。
営業が説明しておらず、知らずにどちらかのみ団信をかけていることがほとんどということがあります。
ペアローン
これは夫婦でローンを組む際にどちらにも団信をかけることができる方法の一つです。
ペアローンは4,000万円をローンで組む際に主人2,500万円、奥様1,500万円というように別々でローンを組み団信もそれぞれで入ることが可能です。こういう組み方が好きな方も今は多そうですね。
注意点として事務手数料が高くなったり、登記費用も少し高くなりますので、費用がどれくらい違うか聞いて選択すると良いと思います!
夫婦連生(デュエット)という団信も
金利を上乗せすることにより夫婦両方に団信をかけることも可能です。例えばフラット35の場合は金利を0.18%上乗せすると夫婦どちらにも団信が適用となり、どちらか一方が亡くなったとしても全額ローンが完済となります。
80歳まで補償が続くので、50代や60代で夫婦共働きでローンが組める方に特にお得だなと思います。
ただし、取り扱っている金融機関がとても少ないです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
団体信用生命保険を上手く利用することで、既存の生命保険の見直しをして保険料を減額することも可能になります。
しっかりと内容を把握して上手く利用しましょう!
何より健康が一番ですので、病気をしないよう普段から健康維持に気を付けたいですね👌